今日、一日かけて福島第一原発へと衆議院経済産業委員会にて視察に参りました。
国会議事堂に集合⇒Jヴィレッジ⇒福島第一原子力発電所⇒Jヴィレッジ⇒戻り
この流れで、一部バス内からの見学でしたが、件の第1~第6までの原子力発電所の直近まで行って参りました。まず、近辺20キロの街は、ほとんど被災にあっていないにも関わらず、誰一人いない廃墟のような様相で、関係者の車だけが対向車線を通ります。いまだ震災が終わっていないことを間近に感じます。

昼時にJヴィレッジ着、昼食をとります。以前は、インスタントしかないと問題になっていましたが、今は、社食のようなものがあり、頂いたカレーは絶品でした。長期化するにつれ、食事や健康管理には相当な気をつかっているのでしょう。
Jヴィレッジ内にて、防護服を装着し、専用バスにて原発間近へ移動。参加者全員が、完全なる重装備にて、名札がなければ誰が誰かわからないような状況です。免震塔内にて、原発収束作業には、数多くの人が参加。説明を受け、実際の現場に、装着したガスマスクが、本当に息苦しく、鼻にかいた汗をぬぐうこともできず、放射能の中で作業員が面倒になって取ってしまうという話を、まさに実感させられました。とにかく息苦しく、50分と言われた時間が、長く永遠に感じるくらいでした。
実際の現場は、実は建屋が壊れていること以外は、普通の日常、まさに見えない放射能の恐怖というのは、こういうことをいうのでしょう。全く見ることができない、感じられない、しかし知らない内に体を蝕み、死に至らしめる。街を無人にしてしまい、数兆円規模のお金が、安定のためにかかってしまう。
この現場を直接見て、これからも原発を推進していこうという人がいるのでしょうか?
泣かせたのは、このような現場で、命を犠牲にして働く人々の姿。本人達は、それほど意識していないかもしれませんが、「くじけそうになったら読もう」と書いた張り紙は、小学生の寄せ書きや海外からのメッセージでした。
今後の原発政策を考えさせられる意義深い視察となりました。