
今年の2月より、温めていた「日本のシンドラー」こと杉原千畝氏の顕彰碑が、母校早稲田大学に建立をされました。そもそも、今年の7月の末が、没後25周年だったのですが、震災の影響で、延期となり、10月24日に除幕式がとりおこなわれることとなりました。ここに至るまで、超党派で多くの政治家の方々のご協力を得、また学生、ボランティアなどの協力で、この催しが実現したことに、万感の思いです。
昨今、ようやく杉原氏の功績に対する評価が、適正になされるようになり、巷でも、氏の名前を知っている人も増えて参りました。その評価が高くなったことも、この顕彰碑建立を後押ししたと思います。
今年の2月に、今は国交副大臣となった松原仁衆議院議員に、早稲田大学に杉原氏の碑を建立すべきだと提案したところ、適切な手配などのやり方を全く知らなかった僕にご指導頂き、渡部恒三議員に会長職を手配、さらには、超党派の国会稲門会を通して、森善朗元総理、福田康夫元総理、西岡武夫参議院議長に顧問をして頂き、イオンの岡田卓也会長、フジテレビ日枝久会長、ソニーの出井伸之名誉会長にもご協賛頂いて、またたく間に寄付が集まりました。またこの件に関しては、特にイスラエル大使館も大変な御助力を頂きました。ちなみに、早稲田大学に学校自体に貢献した人以外で、碑が立つのは、今回がはじめてとのことだそうです。
碑文には、「外交官としてではなく、人間として当然の正しい決断をした」と刻まれています。事務局として、どのような碑文を刻むべきかということを調べ続けていたのですが、岐阜の記念館に置いてあった新聞の文面から見つけたものです。いろいろな候補がありましたが、投票を行った結果、この碑文銘となりました。
杉原顕彰碑は、14号館の隣に建てられており、多分、一日一万人以上の生徒が通る筈です。ぜひ、この碑文を胸に、世界に羽ばたく学生が一人でも多く出てくれることを期待したいと思います。
また学生と共同して、顕彰会で作成した「杉原千畝ガイドブック」をPDFで掲載いたします。千畝ブリッジングプロジェクトのメンバーが、大変な努力で作ってくれたものです。10000部作成し、岐阜の杉原記念館に4000部、敦賀市の記念館に2000部、大学に1500部、学生に1000部、その他顕彰会と当日、いろいろな人に配布をいたしました。