
朝日新聞の記事に、7月12日の記事に、働く人の35%が既に非正規雇用である旨の記事を読む。そう言えば、30代の知り合いだけで言えば、その比率はより高い気がしている。もともと、僕が大学生の頃には、一部将来の問題点も指摘されていたが、やたらフリーターの給与の高さや生き方の自由さをあがめる風潮がマスコミにも世間にもあったような気がする。まだ日本がバブルといわれ、成長に成長を重ねていた頃の話だ。
経済が停滞期を迎え、今更ながら、公務員や正規社員がいいといわれても、今の日本の社会には、優秀な非正規雇用者でも、本流でないということで、権利が侵害されている。本来、人間は全ての人が、失敗もなく、本流をいける訳ではない、どこかの地点で、その失敗さえも、経験として受け入れるような社会が必要だと思う。むしろ"本流"でなかったということで、優秀な人間を逃している会社、そして社会に問題があるのではないかと思う。
昨日、30代女性派遣社員の方から話を聞いたが、本来の派遣業と別に、飲食店でも深夜から朝方まで働いてるそうだ。今はよいが、5年後には、それが可能かどうかわからない、そこまで無理ができるかどうかわからない。これだけの努力は、普通の人にはできないと思うが、社会は、そのことをなかなか評価しない。
また朝日新聞の記事に戻ると、最終的には、様々な要因から、生活保護などを受けている人の数が増大し、彼らの生涯コストを計算すると、約20兆円近くまで膨らむらしい。もちろん、多くの人は、きちんとした生計をすることを望んでいる、しかし、社会が、就職、住居などの点で、彼らを排除した結果、その付けは、最終的に自分達に戻ってくることに気づかなければならない。
この問題に対しては、政治は大きなかかわりがある、様々な面での支援、職業トレーニングの機会、企業意識の変化を促していかなければならない。もう既に、雇用という面では、政治の常識と一般の常識は、大きく変わっている。やる気のある人が、年齢や性別の差別なく、仕事に就ける環境を、一刻も早く、確立しなければならない。
今後も自分達の世代、ワーキングプアや非正規雇用者のために、闘っていきたいと思っている。