フリーター・ニートになる前に読む本
この作者は、一時期、高校生向けに、フリーターと正社員の格差を説明し、有名となった御仁。本自体の内容量は少ないが、フリーターと正社員で、両者に生涯収入格差が、3億円でるということを中心に、正社員になることを薦める。
個人的に人生を考えた場合に、生涯収入という見方もあろうが、国家的な破綻、様々な格差、階層的な対立なども、今後は考えられよう。国家の活力という点でも、この問題の根は深い。この本の中でアリとキリギリスの例えで、どちらかに割り切れず、誰もがアリギリスという側面があるというが、本人達が、望んでフリーターになっていると考えるのは早計で、制度や社会慣習が、そうさせている側面もある。まさに、手垢のついていない新卒しか、相手にせず、人生経験を積んだ人たちをおろそかに扱っていれば、将来的にも、この傾向は止まるまい。30歳、40歳になっても、十分に就職の機会があり、夢のある社会を目指さないとならない。



