フリーターなぜ?どうする?―フリーター200万人時代がやってきた
格差社会の是正を政治的な目標としているので、労働問題の中でも、最近の若い人たちが、フリーター、ニートになる経緯を、改めて少しずつ研究している。この本では、まだ若いフリーター、そして、その卒業生を、生の声でとりあげ、様々な分析を加えている。実は、こういう本こそ、フリーターである本人が読むべきなのかもしれないが、実際には、それを心配した両親などが読んでいる本なのかもしれない。
また進学の格差が、そのままフリーター化を招いている事実にも、目を向けなければなるまい。ここは、民主党が提案している成績の如何に拠らない全員支給の奨学金という制度は、正しいと思う。親の収入の多寡によって、教育の格差が決まり、その後、人生の格差に影響することがわかっている以上、早くこの制度を実現させたい。



